これ、作っちゃおう! ザッハートルテ 本場オーストリア ホテル・ザッハのレシピを求めて
オーストリア政府観光局公式サイトより借用
表面がツヤツヤした、高級そうなチョコレートケーキのことを、ザッハートルテあるいはザッハトルテとして提供しているケーキ屋さんがたくさんありますが、私としてはそれについて、ちょっと意見を言わせていただきます。
ザッハトルテは、上にかかっているチョコレートが口当たり滑らかではない
普通のスポンジだと思っていたケーキの土台は、実はバターとか卵がたっぷり使われたどっしりしたものだし、ツヤツヤのチョコレートがけは、実は食べてみるとザラザラでただのチョコレートを溶かしたものではないのです。
ま、そんなことはどうでもよくて、私はホテル・ザッハーの「あの」ザッハートルテが食べたい。
ウィーンに行ったときに食べた、砂糖なし生クリームと一緒じゃなくちゃ絶対に食べられない、「あの」ホテル・ザッハーのザッハートルテが食べたい!
日本ではDEMEL(デメル)というオーストリアの洋菓子店が作るザッハートルテが手に入ります。
ザッハーさんがデメルで修業をしていたときのザッハートルテのレシピが残っていたらしく、デメルとしては「正当なザッハートルテ」と主張していました。
でもザッハー家は「冗談じゃない、うちが正式な作り方なので、ザッハートルテの名で売るのは許さん」というわけで、両者は戦っていたわけです。
結局ザッハー家が勝つのですが、デメルは今でも普通にザッハートルテという名で売り続けています(笑)
宮廷御用達のお菓子でもあり、レシピはヒミツ。
ザッハー家でも鍵かけて保管しているらしいです。
なので、世に出回っているレシピは、まあこうなんじゃないかな、というものですが、それでも充分♪
というのも、日本で手に入るデメルのザッハートルテは直径12センチで2000円!
ホテル・ザッハーに至っては、輸入しなくてはいけない。
というわけで、作ります。
食べたいなら、作るのが一番!
しかし、シロートには難しかった・・・
がーん、なんじゃこりゃ!
切り口はキレイなんだけど、上がけのチョコレートが固まってるのが悲しい
次回、絶対にリベンジします。
乞う、ご期待!
私は失敗したけど、ザッハートルテの作り方は、こちら